身近な枡の名残り

2019年4月16日

かつては日本人の生活にとても密着していた枡。

現在では酒の席でくらいしか見かけることはありませんが、
実は現在も日本人が頻繁に「枡」を使用していることをご存知でしょうか。

「一枡」という単位がありますが、
もともと「一枡」という単位が存在していたわけではありません。

この由来は、木で出来た「枡」です。
計量の基準となる木の「枡」をひとつ決め、
その大きさを「一枡」という単位に定めたのです。

そして一枡の1/10を「一合」、1/100を「一勺《しゃく》」と定めました。
そこから一合枡、三勺枡と呼ばれるものなどが派生して生まれ、昔の日本人はそれらを使って酒や穀物などを計量していたのです。

なお、昔よく使われた「一合枡1杯分」は、現在の約180ccくらいに相当します。

現在も日本人は、「一合枡」の単位を使って “ 米 ” の計量を行なっていますね。

枡といえば日本酒が
まず始めに浮かぶのではないでしょうか。
一合枡に入った豆です。
節分などに使いますね。

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Posted by masu