枡と節分について
節分といえば、枡を使用した毎年恒例行事との代表格ですね!
災いをもたらす鬼を炒った大豆をまいて追い払う豆まきは、
今でも神社仏閣をはじめ、家庭においても盛んに行なわれています。
節分では豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べます。
自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという言い伝えもあります。
豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔滅(まめつ)」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあります。
豆を入れる枡は豆まきには欠かせません。この枡ですが、穀物を計るための道具であったと同時に、「増す」や「益す」と掛けて「ますます繁盛」という意味も込められており、大変縁起の良い物と呼ばれています。