京枡と一枡枡の違いとは
枡には寸法の違う、京枡と一枡枡があります。
この2つはよく間違われるので今回お話させて頂きます。
「一枡枡」は、京都発祥の「京枡」よりも若干容量が大きいサイズで作られています。
「京枡」は、江戸幕府以前に使用されていた豊臣秀吉位が制定したとされています。
徳川幕府が「これは実質、容量が多くなっているが、寸法を等しく変える事で容量は変わらない」と説明し、実質の年貢量を増大させたと言われております。
【一枡枡と京枡の寸法】
寸法 | 京枡 | 一枡枡 |
縦 | 5寸(15.15cm) | 4.9寸(14.85cm) |
横 | 5寸(15.15cm) | 4.9寸(14.85cm) |
深さ | 2.5寸(7.56cm) | 2.7寸(8.19cm) |